いつもありがとうございます。
毎日暑いです。ヤギ達が夏バテしないか心配です。
水分補給を忘れないようにしながら、いつもより回数を多くして見守っています。
夜も暑いですね。
先週はスペインの聖ヤコブの祭日がありました。
スペインのサンティアゴ巡礼と熊野古道にはいくつか共通点があります。
その中で、サンティアゴ巡礼で言われている言葉に「巡礼者はザックの他にもう一つ、心の荷物を背負っている」
と言うのがあります。
巡礼は、とても人間をシンプルにする所があって、食べる、歩く、寝る、繰り返す。
という事を繰り返すことによって、心に背負っていた荷物を下ろせるようになる瞬間が来る。
そう例えています。
これって熊野古道の蘇りと近いと感じるんです。
巡礼と言う修行によって、心が研ぎ澄まされる。
研ぐ、ということは削ぎ落すものがある。と言う事です。
シンプルになった時、シンプルじゃないものが落とされていく。
潮垢離など祓いおとす行為も通じると思います。
涙も祓う行為ですね。
今回はそんな思いもあってエンパナーダが登場します。
今週のお勧めパンは
●エンパナーダ
聖地サンティアゴ・デ・コンポステラがあるガリシア州の郷土料理。
パイに似たパン生地に具をはさんで焼き上げる料理で、ひき肉、トマト、玉ねぎ…
そしてたっぷり入ったレーズンがアクセントになってワインが進む一品です。
●ゾンネンブルーメン
ゾンネンブルーメンはヒマワリの種が入ったオーストリア発祥の黒パンで、「ゾンネンブルーメン」とはヒマワリの種を意味し「Sonnenblumenblot」と呼ばれる事もあります。また、オーストリアの隣国であるドイツでも定番のパンのひとつとなっています。
ゾンネンブルーメンはバターやクリームチーズと相性が良く、内部にもヒマワリの種などを練り込んでいる為、コリコリとした食感と種の香りを楽しむ事ができます。
また、ヒマワリの種には食物繊維やビタミン、ミネラル、カルシウムなどが豊富に含まれており、健康維持やアンチエイジングにも効果があるとされています。
それでは明日のパン販売メニューです。